2008年4月末時点の内々定保有率は60.6%で、3月末の27.8%より32.8ポイント増加したそうです。理系男子が67.6%で最も多く、理系女性の64.5%、文系男子の58.3%、文系女子の53.4%という順番です。理系が早めに内定を確保するのは、例年の傾向ですね。
その内々定保有者(全体の60.6%)のうちの62.8%が既に就活を終了したそうです。全体の比率では約1/3になりますね。これまた理系男子は70.4%と高い値です。
残りの36.9%の人達はまだまだ継続する予定です。「内々定先に不満だから」「他の企業も見て見たい」というのがその理由。内々定を受諾するという約束を企業としていると思うのですが、就活を継続する人達は、倫理的に、ちゃんと企業に辞退連絡しているのでしょうか。正直過ぎる必要はないですが、秋まで連絡なしという事態は避けましょう。
1人当たりの内々定保有社数は平均で2.08社だそうです。こちらは文系男子が2.31社で最多。理系男子が2.21社、文系女子が1.96社、理系女子は19.1社の順。理系はターゲットとしている企業が最初から絞り込まれているケースが多いので(推薦など)、内々定保有社数は少なくなるでしょう。従って、就活も終了となります。
「ブランドイメージ」が就職活動において影響があったと答えた人が、70.9%もいます。自分が消費者として好印象を持っている企業に就職したいと思う人が多いということなのでしょう。かなり盲目的な感じもしないでもないですが。
ただし、当初は志望していたが社風が合わないのが理由で、採用試験を受けなかった企業があるという人も51.4%もいますので、ブランドは大事だけどそれよりも社風重要という事なのでしょう。社風って実際に中に入ってみないと感じられないものではありますが、どこで感じ取っているのでしょうか。
社風が良い企業の条件は、「社員の人間関係が良い」が74.5%とダントツです。これをOBやOGからの情報(39.2%)で確信しているのならまだ理解できますが、会社説明会(81.6%)というのが気になります。説明会の舞台裏まで読めたのでしょうか。
満足の行く就活が出来る自信がある人が、文系男子で57.9%、理系男子が66.2%、文系女子が48.7%、理系女子が47.4%となっています。女子の比率が半分にも満たないのが気になりますね。
まだ内々定を得ていないのは、(単純に引き算すると)理系男子が32.4%、理系女子が35.5%、文系男子が41.7%、文系女子が46.6%です。この時期に志望業種すら決まっていない人が文系男子で10.8%、文系女子で10.0%もいるのは驚きです。今後景況感の悪化は避けられない状況になってきていますから、できるだけ早く動くことが重要です。昨年流行った秋採用も絞り込まれる可能性が大きいでしょうから、のんびりは出来ませんね。
ちなみに4月中旬までに内々定を出した企業は74%という日経新聞の記事もありました。といっても内々定を出し終えた企業はまだ、4%ですから、希望は残っていますよ。
それでも5月末までに出し終える企業は58%と予想されていますので、今月が勝負となりそうです。ただし大手に関してのデータですから、企業規模さえ狙わなければ、まだまだ素敵な企業は沢山あるはずです。


