リクルートワークス研究所の調査によれば、2008年3月卒業・終了予定の大学生や院生の求人倍率は、従業員1000名以上の大企業で0.77倍、1000人未満の企業では4.22倍なのだそうです。この数字だけ見ると、いかに超売り手市場で就職しやすいといっても、大企業の求人倍率は1を割っていますから、難関であることは変わりありません。
問題は、4.22倍もの求人倍率にも関わらず、優秀な人材を確保できない中小企業の方です。景気がこのまま好調だとしたら、仕事はあるのに人手が足りないために事業を継続できずに倒産するとか、人手不足を補うために給与を上げざるを得なくなり倒産するという事も増えて来るかも知れません。
バブル期の時とは異なり、今後は景気に左右されない、労働人口減少という問題がありますから、環境はより厳しくなるでしょう。
だからこそ大手に入れれば「安心」と思われるかも知れませんが、日本の産業は中小企業が支えている現状を考えれば、現状の体制のまま大手だけ生き残るのも、実は難しいのかも知れませんね。


