外資系の金融機関といえば、入社3年目で年収が1000万円を越すとも言われていたほど景気が良かったため、
本来なら大手企業に就職したり国家公務員になったであろう人達がこぞって希望する人気企業でしたが、今回の金融危機で雇用状況は激変しています。
なんといっても外資系は生き残る事自体が大命題となっているのですから、当然ではありますが。
日興シティグループではリストラでかなりの人員が辞めているという話がある様ですし、野村が引き継いだリーマンの日本法人からも100人程度が辞めていったそうです。
金融の世界でそれなりの実績と能力を有する人なら他社に移籍する事は可能ですが、そこまでではない人は再就職がかなり難しい状況です。希望年収などを抑えればそれなりに就職先は見つかると思いますが、これまでの高額年収に慣れた生活をしてしまうと、厳しいのでしょう。
しかも、金融業界には様々な専門分野があるため、専門分野が異なると同じ金融機関内での異動ですら実質的には難しいのだそうです。沢山ある部門の中で最も人員削減を進めているのは投資銀行部門で、部門ごとリストラされるケースもあり、そうなると一気に数百人単位で解雇になる訳です。
これらの状況を考えると部門によっては新卒採用なんて、ほとんど期待できないでしょう。
日本の金融機関はどうかというと、これまで外資に遅れをとってきた投資銀行部門や海外部門を新卒や中途で強化しようとしていたのですが、その部門のパイが縮んだ事と、外資金融機関の部門ごと買収などで、その必然性が薄れてしまっているそうです。
リクナビなど就職サイトには外資系金融機関も掲載されていますが、採用予定人数は不明です。日本の金融機関も昨年の様な2000人を超す新卒採用は望めないかも知れませんね。
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