「やりたい仕事」に就くには、「やりたい仕事とは何か?」という答えがどうしても必要です。
でも、ほとんどの人は「やりたくない仕事」はすぐに見つかっても、「やりたい仕事」についての答えはなかなか出ないのではないでしょうか?
だから、折角内定が出ても、「本当にこの企業で良いのだろうか?」という悩みから開放されないのでしょう。
就活ノウハウ本などによれば、「やりたい仕事」を見つけるには「自己分析」が重要だと書かれています。私もこのブログで同様の事を何回か書いたことがあります。
きっと皆さんも就活を前に自己分析をやったでしょう。それでも、「やりたい仕事」の答を見つけ出すのは難しいですし、自己分析そのものが難しいというのが正直なところでしょう。
実は、「やりたい事」は独立してあなたの中にあるのではなく、人や社会との関係の中にしかありません。社会や人があるからこそ、やりたい事もその中に存在するのです。つまり、自分が持っているものを表現して(ぶつけて)、人や社会との関係を築いていく過程で見つけ出すしかないのです。
自分を表現して、他人や社会に理解してもらい、その結果としてのフィードバックを積み重ねていって、「やりたい事」を自ら作り出すしかないのです。
だから自己分析とはこれまで経験してきた事柄、つまり、他人や社会に自分を表現してきた結果を見つめ直してみるという作業になるのです。だから、友人があなたのことをどう捉えているかなどが、自分では気付かない自己分析の種になるわけです。
一方的に憧れているだけでは「やりたい仕事」とは言えません。興味のある分野であれば、これまでの間に必ずや関連する何らかの行動に出ているはずです。そしてその過程や結果からいろいろ学び取っているに違いありません。それこそが、自己分析の種なのです。
就活を続けていると、少しずつ自己分析の結果が変わって、「やりたい仕事」も変化していくことがあります。それは、これまで接してこなかったタイプの人と面接や説明会という場で真剣に話をしたという行動の結果なのです。「自分はこういう事がしたい」「自分にはこれが出来る」ときっと面接官に表現したと思います。そこで鋭い質問でもされたら、頭はフル回転で対応しようとしたでしょう。つまり、これまで漠然と考えていた自分自身の事について、もの凄い勢いで考え直しているのです。
だから就活を経験すれば、自分自身に変化が起きるのは当たり前なのです。もし考えに変化がなければ、それは既に自分自身を正しく理解し目標が定まっているか、就活で何も学んでいないかのどちらかだと思います。


