毎日コミュニケーションズが、同社のサイト「COBS ONLINE」で、24〜29歳の454名を対象にした「社会人基礎力に関するアンケート」の結果を発表していました。
社会人基礎力そのものについては、先日のエントリーを参考してください。
社会人基礎力の認知度はたったの3.5%。「なんとなく聞いたことがある」を加えても、42.3%です。
確かに私自身も最近まで知りませんでした。推進しているのが経済産業省というのも、その理由かも知れませんね。
とはいえ、一つの指標として考えるれば、使える物差しといえるでしょう。
さて、アンケート結果ですが、「あなたは社会人基礎力があると思うか?」という質問に対して、「あると思う」+「どちらかというとあると思う」で50.6%、「あまりないと思う」+「全くないと思う」で49.4%という結果です。半分の人が「ある」と認識しているんですね。
「社会人として働く上で強みとしている能力は?」という問いについては、「規律性(44.5%)」「傾聴力(36.3%)」「状況把握力(31.3%)」「実行力(27.5%)」「柔軟性(22.9%)」「主体性(21.8%)」「計画性(20.9%)」「課題発見力(15.4%)」「ストレスコントロール力(15.2%)」「働きかけ力(11.7%)」「発信力(8.4%)」「創造力(8.2%)」という回答です。
20代後半とまだまだ若い世代が対象ですから、「規律性」や「傾聴力」が上位に来て、「課題発見力」「働きかけ力」「発信力」など、中堅以降に必要となる要素のポイントが低いのだと思われます。
それを表す回答があります。
「足りないと感じている能力は?」という問いについては、「創造力(42.1%)」「発信力(35.2%)」「ストレスコントロール力(33.3%)」「働きかけ力(30.2%)」という回答です。
自ら主体的に動くという力については、経験不足からか自信がないようです。
「社会人として働く上で、最も重要だと思う能力は?」との問いついては、「主体性(22.9%)」「規律性(12.8%)」「実行力(12.1%)」という順。主体的に動かねばならないという自覚はあるという事ですね。
最後に「社会人基礎力を身につけるために効果的なことは?」という問いに対しては、「年長者との交流を持つ(68.5%)」「友人を作る(46.3%)」「スポーツ系のクラブ活動(40.5%)」となっています。
人と触れ合うことで社会人基礎力が養えると考えている人が多いという事ですね。
主体性、規律性、傾聴力、状況把握、働きかけ力...結局は社会人基礎力とは社会(集団)の中で、コミュニケーション能力を使って自己実現できるための基礎力という事なのですね。
社会人基礎力に関するアンケート調査結果を発表


