2008年02月29日

やっぱりコミュニケーション能力が大事

転職情報サイトのソフトバンク・ヒューマンキャピタルが『2008年度の入社予定者と採用担当者の意識調査結果』を発表していました。「コミュニケーション能力」が大切という回答が入社予定者、採用担当者ともに最も多い結果になっています。

個別に見てみると、採用担当者が期待する能力は、「コミュニケーション能力(70.0%)」、「主体性(47.0%)」、「実行力(40.0%)」で、入社予定者が必要だと考えている能力は、「コミュニケーション能力(87.0%)」、「実行力(38.0%)」、「柔軟性(35.3%)」となっています。

逆に、採用担当者の不安要素は、「仕事に対するモチベーションの維持(48.0%)」、「先輩・上司とのコミュニケーション(46.0%)」「仕事内容に対する不安(39.0%)」の順で、入社予定者の不安は、「先輩・上司とのコミュニケーション(61.3%)」、「仕事内容に対する不安(58.3%)」「自身の能力に対する不安(53.3%)」(53.3%)の順です。

採用担当者の不安というのは、まさに現場で起きている問題と捉えることが出来そうです。つまり、先輩や上司とのコミュニケーションが上手く行っていないとか、仕事に対するモチベーションが保てなくなっているという事ですね。

コミュニケーションを強化するのは、「共通体験」です。同じプロジェクトで共に苦労するなど仕事上での共通体験もそうですが、所謂飲ミニケーションや会社のイベントなども、実は重要なのです。最近は仕事が忙しい、プライベートを大切にしたいという風潮が強いので、こういう機会もほとんど無くなっているのが現状かも知れませんが。

仕事に対するモチベーション維持も、根本にはコミュニケーション、つまり共同体意識が影響するのではないかと思います。

同級生よりかなり上、親よりもかなり下の世代が、あなたの直属の上司になる可能性が高い訳ですが、これまで付き合うチャンスの少なかった世代でもあります。あなたはそんな相手とどうやってコミュニケーションしていきますか?

まずは面接官とコミュニケーションを取ることが第一歩ですね。

詳しい情報はソフトバンク・ヒューマンキャピタルのページを。
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2008年02月28日

やりたい仕事が見つからない

中途採用サイトのリクナビNEXTに『やりたい仕事が見つかりません。今の仕事を好きになるように努力すべきでしょうか?』という質問が載っていました。就活の時にやりたい仕事が見つからなかったから、理由なく現在の仕事に就いたが、その後もやりたい仕事は見つかっていない人からの質問です。

それに対する回答は以下の通り。

『今の仕事で成功体験を積めば、やりたい仕事につながるヒントが見えてきます。・・・』
つまり、今の仕事を否定するのではなく、与えられた仕事で成功体験を得る事がまずは重要と書かれています。

職種という表面的な部分ではなく、成功体験時に得られる楽しさや手ごたえを分析していくと、「仕事のやりがい」が見えてくるというものです。この見えてきた「やりがい」を積み重ねていくと、本当にやりたい仕事とは何かについての具体的なヒントが見えてくるといいます。

実際に経験を積めば理解できる言葉なのですが、これから就職という人にはサッパリ分からない話かも知れませんね。

しかし、これは就職に限った事ではないのです。学生時代にアルバイトでも部活でも最初にイメージした部分とは違う点に面白さや、やりがいを見つけた経験がある人も多いはずです。

すべての人が同じ部分に楽しさを感じる訳ではありません。「何でそんなことが楽しいの?」と思うようなところにやりがいを感じる人は実は多いのです。

大切なのはそれを自分の力で発見することだと思います。他人に聞いたり、一般的に多い意見だからという理由で自分の道を絞り込まないようにすれば、必ず幸せな就職に一歩近づくと思います。
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2008年02月27日

天職に関するアンケート調査

求人広告のアイデムの「人と仕事研究所」が転職に関するアンケート結果を発表していました。

対象は20〜50代の正社員として勤務している男女です。有効回答数は1092。10個の選択肢から3つ選ぶという形でのアンケートですから、最も多いものが必ずしも一番とは限りませんが、参考になると思います。

特に「天職」の定義はひとそれぞれで、明確なものはないため、「天職は誰にでもある」とか「能力発揮」、「自分の才能を生かせる仕事」という結果が出ているところが面白いです。

もう少し詳しく紹介します。

・「仕事とは生計を支えるもの」93.4%
圧倒的に生計を支えるために仕事をしているという意見が多いですが、これは当たり前ですよね。趣味で働けるほど裕福な人はそんなに沢山いないですから。3つ選択するなら、ほとんどの人は当てはまるでしょう。
その他では「社会や人とのつながり(43.5%)」「社会人としての義務(33.2%)」が多い回答になっています。

・「仕事が自分に合っている」74.3%
「非常に合っている(10.7%)」「まあ合っている(63.9%)」「あまり合っていない(21.7%)」「まったく合っていない(3.9%)」という結果です。非常に合っていると答えた人は本当に幸せですね。

・「仕事にやりがいを感じる」68.9%
「非常に..(10.0%)」「ある程度...(58.9%)」「あまり感じない(24.8%)」「全く感じない(6.3%)」という結果。当然ですが、仕事が自分に合っていると感じている人は、同時にやりがいを感じているという事でしょう。

・「現在の仕事が好き」65.2%
「とても好き(10.3%)」「好き(54.9%)」「あまり好きでない(30.1%)」「全く好きでない(4.7%)」。こちらも同様の結果ですね。逆に現在の仕事が好きだから、自分に合っていると思い、やりがいを感じているともいえますね。

・「現在の仕事が天職」22.9%
ところが、天職かと問われると、「YES(22.9%)」「NO(77.1%)」という結果になります。自分に合った仕事で、やりがいを感じて、仕事をするのが好きでも、『天職』とまでは言えないという事でしょうか。これまでの質問で「非常に...」と回答した人のみ天職と思っているのかも知れませんね。

最初の『仕事とは?』という問いで「社会貢献」「生きがい」「自己実現」「自己研鑽」と回答した人も天職だと感じる割合が高いそうです。

・「周りに天職に就いている人がいる」57.1%
これまた面白い結果です。自分自身では天職だと思っている人が22.9%しかいないのに、周りの人に天職についている人がいると感じる割合が57.1%も存在します。本人はそう思っていなくても、周囲から見れば、十分天職なのでしょう。

・「天職とは能力発揮」60.0%
この他には「生きがい」「充実感」「やりがい」などが40%を超えています。

・「才能を活かせる仕事が天職」60.3%
自分が備える才能が何であるか、しっかり自覚出来ている人は少ないのではないでしょうか。分かっているつもりでも勘違いだったりするでしょうし。だから才能を活かせる仕事を探すのは、なかなか難しい。

この他には「非常にやりがいを感じる(39.1%)」「充実感を覚える(37.1%)」が多い回答です。中には「自分自身で天職だと思う仕事(24.4%)」や「プライドを持って出来る仕事(22.2%)」というものもあります。

・「天職は誰にでもあるが、必ずしも出会えるものではない」73.9%、

広辞苑では『その人の天性に最も合った職業』が天職とされています。人それぞれ天性が異なるのは言うまでもありませんから、天職の数も人の数ほどあるといえるでしょう。

面接は、合否を決める場所であると同時に、配属まで決まる企業もあります。面接でのやりとりで、学生本人が自覚している自己PRと、面接官が感じ取った才能や可能性が異なることは結構あります。
入社後に、希望の部署と違ってガッカリする人もいると思いますが、ひょっとしたら気付かなかった天職に近づいているのかも知れませんね。

※ 詳細はアイデムのページ
年代で異なるいコメントが面白いですよ。(pdfファイルです)
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2008年02月26日

もう一度「働くとは?」を考えてみる

就活を勝ち抜くというところに意識がいってしまいがちですが、もう一度原点の「働く」という意味について考えてみるのも大切かと思います。

「働く」を英語にする場合、大きくworkかlaborの2つの表現になります。

Yahoo!辞書で「work」を引くと、次の様に書いてあります。
→労働, 働き, 骨折り, 労, 努力;仕事, 課業, 勉強, 研究

同様に「labor」を引くと、以下の通り。
→(利潤追求の)生産活動, 労働;(精神・肉体的)労力, 骨折り, 苦心

ご丁寧に、「laborは骨の折れる気の進まない仕事に用いる」とも書いてありました。

あるいは、 workは自分で計画し実行する労働で、laborは生活のための手段(与えられた仕事をこなすだけ)という解釈をする人もいます。

アメリカには100年以上の歴史を持つ labor day という祝日があります(9月の第1月曜)が、work day はありません。元々は労組のお祭りだったからだそうで、労働者階級という色が強いですね。

皆さんは、就職してworkしたいですか?それともlabor?

一般的に労働には「時間」という概念が持ち込まれてきました。だから、労働基準法などは時間を資本家に売ることで賃金を得るという考え方が基礎になっている訳です。(週に40時間労働など)

工場での労働など、創意工夫より単純労働が多かったというのも背景にはあると思います。
しかしながら、現在は仕事の質が変わってきていますので、労働に関する考え方も変化していくべきなのではないかと思っています。

さて、バブリーな頃は、残業すればするだけ青天井で残業手当が付く企業が少なくありませんでした。だから、リッチな暮らしのために残業するという人も少なからずいたと思います。

ところが現在はバブル崩壊を経て、正社員の数が減少したのに仕事量は減らず、結果的に正社員が残業でこなさざるを得ない状況の企業が多いのではないでしょうか。その上、残業代は一定額でカットされ、否応無くサービス残業となると。

それでも仕事が面白ければ、苦にならないかも知れません。お金だけでない、達成感や責任を果たした時の充実感などが得られる事が労働の報酬でもあるからです。

そう考えると好きな仕事に就く、あるいは就いた仕事を好きになる。そのどちらかがないと辛いと思いませんか?ほとんどの人は後者なのではないかと思いますが、それでも素晴らしい事です。

働くという行為には様々な尺度があります。さて、皆さんはどんな働き方を目指して就職しますか?
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2008年02月23日

メガバンクが新卒者の争奪戦

毎日新聞に『<大手銀行>新卒者の採用めぐり争奪戦』という記事がありました。

2009年春の新卒採用で、三井住友銀行が2400人(前年比4割増し)、みずほFGが2000人超を4年連続で目指すとのこと。特に投資銀行やリテール部門への配属が予定されているそうです。

そのため、三井住友銀行は初任給を引き上げる(大卒総合職:205,000円/2007年春実績)など、獲得戦が本格化しています。(ちなみに三菱東京UFJ銀行とみずほFGは174,000円)

不良債権処理が終わる2006年まで、メガバンクは新卒採用を細々と続けてきましたが、2006年以降は大幅増となっています。投資商品や投資銀行業務、海外業務の人手不足解消のためですね。

面白いのは、三菱東京UFJ銀行は香港支店とロサンゼルス支店で短期インターンシップまでやっているそうです。これは魅力的に感じる人も多いでしょうね。

ただし、大量採用した学生達には、入社後厳しい競争が待ち受けているという事実を忘れないことです。のほほんとやっていけるほど甘くはないでしょう。銀行もそれを見込んで大量採用しているのでしょうし。

正確な情報ではありませんが、10年後には半分以上が退職する世界といわれ、人員構成はワイングラス型らしいですよ。年次が進むにつれて、細い柄の部分になっていくと。

銀行には工場も研究所もありません。行員(人材)がすべての資源です。だから優秀な資源のみ残すというのは至極当然ともいえますね。

世間がエリートと認める企業は、銀行に限らず生残っていくのも大変だという事ですね。
posted by コースケ at 00:19| Comment(1) | TrackBack(1) | 企業研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする