面接はあなたと面接官とのコミュニケーションの場です。短い時間ですが面接官はあなたの事を出来るだけ沢山知りたいと思って質問をしてきます。
質問に対する回答内容や志望動機など「言葉」でのコミュニケーションは当然大切なのですが、これまで述べたように「言葉」以外の部分も大きな影響を与えます。面接官との距離も結構重要なファクターになってくるのです。
人にはパーソナルスペースという物理的な距離があります。親密な相手(家族や恋人)であれば近くに寄られても大丈夫ですが、赤の他人だとある程度以上離れていないと落ち着かないという経験は誰しもあると思います。電車の座席が端っこから埋まっていくのもそのためです。
面接の場合は社交的な関係にありますから、最も接近しても1.3メートルくらいが限度となります。これ以上近づくと相手に圧迫感を与えてしまい逆効果です。逆に2メートル以上離れると印象が薄くなります。ですから面接時の話のやり取りでは1.3〜1.5メートルの感覚を使ってコミュニケーションするように意識してみましょう。
椅子の位置が最初から定められている場合がほとんどですが、その場合は椅子を動かさずにその距離で話をするしかありません(勝手に椅子を動かすと印象が悪くなるかも知れませんので)。それでも重要な質問が来た時は、座ったままで構いませんから身体を乗り出す感じで話してみてください。手を広げたり前に伸ばしたりすることでも面接官との距離が縮まります。これは効果的にアピールできる方法です。
つまり、これだけは伝えたいと思う質問が来たら、気持ち的に一歩前に出る感覚で話をするのです。
事前に余裕があれば自分で独自に作った企画書などを用意して、それを面接官に説明する時に一気に距離を縮めるという技も出せるでしょう。言われたことに対応するだけでなく、自分で切り開く熱意を見せれば評価も印象も変わってくるのは間違いありません。
あまり接近しすぎると嫌悪感を抱かれる恐れがありますから、相手の表情を読んでトライしてくださいね。


