2008年01月31日

女性総合職の離職率

少し前のNBonlineに『カゴメ 女性総合職の離職率半減に向けて』という記事がありました。

その中に、『カゴメの女性総合職の離職率は、入社5年で約4割もあるという問題を抱えていた。ただ、芦原さんによれば「入社5年で離職率約4割」という数字は、食品業界全般に共通するという。
(中略)
「カゴメでは、仕事と家庭の両立支援制度に関してはできるだけの手を尽くし、先進企業にも引けを取らないと人事部は自負しています。それにもかかわらず女性総合職社員の定着に結びつかないのは、もしかしたら男性の発想で作られた制度だからではないのか。ある程度制度が整った後は、制度の利用当事者である女性の視点から、働きやすい職場環境を実現するには何が必要なのかを考えてもらいたい、という意向もありました」』

と書かれていました。

今でこそ女性が社会でバリバリ働くのは当たり前の世の中ですが、皆さんが生まれた頃までは、女性が働くのは結婚するまでというのが一般的な考え方だったのです。
入社したては職場の華と呼ばれ、24歳でクリスマスケーキ、20代後半には行かず後家などと揶揄されていたなんて信じられないでしょう。総合職に就く女性も少なかったからですが。

長い歴史のある企業では、システム(制度)自体も歴史を持っている場合が多いです。そして、そのシステムは当然男性の発想で作られています。

だから、男性達は気付かないところに、まだまだ女性差別的な扱いが行われている場合も少なくありません。これは皆さん自ら時間を掛けて改良していくしかないかも知れませんね。

ただ、性差別を無くすといっても、性差は存在します。すべての仕事を男女同じにすれば良いというものでもなさそうです。それぞれの得意分野があるからです。

先ほどの記事にも、

『「女性は、与えられた課題を遂行する能力に長けていると言われます。しかし、無から概念化して課題を見つけ出すのは苦手な部分もある。それは、女性がそうしたことを学ぶ場がこれまでなかったためでしょう。プチプロジェクトでは、無から有を生み出す一連の流れを体験することで、女性が主体的に仕事に取り組むよう自己変革していくことも狙いでした」と話す。』

とあります。

性差以上に個人差も大きいですから、一概に「この仕事は女性に向いている」とも断言できませんが、すべての人が同じということが必ずしもベストではないと私は思います。もちろんチャンスは平等であるべきですが。

で、カゴメですが、プロジェクトで両立支援制度など様々な取り組みを行った結果、現在は『現在のところ、入社3年での離職者はゼロだという』なのだそうです。

職場環境って金銭的な援助や勤務時間の調整などルール面が注目されますが、実は人間関係が良好な職場なのか否かが、最も大きなファクターなのではないかと思います。
いくら制度として整備されても、それを許さない雰囲気のある職場では絵に描いた餅ですから。

女子学生の皆さんは、企業を訪れたりセミナーに参加したりする時に、先輩女性社員に話を聞いてみると良いかも知れませんね。
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2008年01月30日

マクドナルド裁判「管理職って何?」

日本マクドナルド直営店の店長が、管理職とみなして残業代を支払わないのは違法だと訴えた裁判で、東京地裁は「違法」との判断を下したというニュースがありました。

これはきっとマクドナルドに限った話ではないでしょう。日本の多くの企業で働く『管理職』は、残業代ゼロで、部下の年収にも抜かれる存在だったりするのは、珍しくないからです。

小さな企業でも上場企業でも同様です。

何年も勤めて管理職という立場を手にいれたら、これを手放す勇気はなかなか持てないものです。特に家庭があれば尚更でしょう。それに会社に対する忠誠心も『管理職』になった程ですから、それなりにあるはずです。もっと出世したい人なら絶対に通らねばならない道でもあります。

結局、そういう心の隙間に企業側がつけこんで、こういう事件になるのだと思います。

今回の判決で、労働基準法的に『管理職(管理監督者)』の条件が示されました。
重要な職務と権限があり、賃金などの待遇も一般の労働者より優遇されていることが必要とのこと。

つまり、一般に言われる『管理職』と『管理監督者』は異なるという事ですね。

管理監督者とは(労基法第41条では)「監督若しくは管理の地位にある者」で、「労働時間、休憩及び休日に関する規定は適用しない」人の事だそうです。経営者と一体的な立場にあって、自分自身が労働時間の裁量権を持っているのがその理由です。
加えて、年次有給や深夜労働手当は支払う義務があります。

やっぱり世間一般に言われる『管理職』で、この『管理監督者』に当てはまる人は相当少ないのではないかというのが実感です。

さあ、皆さんが将来出世して、『管理職』と呼ばれる立場になるとしたら、どう考えますか?まだ、入社も確定していないのに、そんな先の事は考えられないでしょうか?
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2008年01月29日

充実感のある仕事

「自分に合った仕事をしたい」「自分の力を発揮できる仕事がしたい」と誰しも思うでしょう。

ところが、それがどんな仕事なのか具体的にイメージできない場合も少なくないのが現実だったりします。それは仕事の具体的な内容を把握していないのと、自分自身の事をよく理解できていないのが原因です。

私の友人は中学時代、自宅が火事で全焼する悲劇に合いました。彼は現在は消防士になっています。また、子どもの頃に大病を患った人が医師になるのも良く聞く話です。

そういった強い思いがない、一般的な人の場合は、自分のやりたい仕事を漠然としか思い浮かべることが出来ないのは当然かも知れませんね。

さて、仕事をする上で大切な事は何でしょうか。これまたいろいろ意見があると思いますが、私は充実感だと思います。仲間や社会のためになっていると実感できる時、あるいは与えられた重い仕事を無事に成し遂げた時に感じることができるものです。
たとえそれが自分に向いていない仕事でもです。

すべての人が自分に合った仕事をしていると感じている訳ではありません。でも、充実感を得る仕事をしている人は沢山います。いろんな形での充実感が、仕事をする楽しさを与えているのだと思います。

つまり充実感が得られれば、まさにそれは自分に合った仕事と言えるかもしれませんね。

OB訪問などで先輩達と話をする機会があれば、どんな時に充実感が得られるか、尋ねてみてください。何かヒントが得られるかも知れませんよ。
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2008年01月28日

就活は体力だ!

これから就活が本番に向かっていきます。多数応募している人は連日筆記試験や面接に終われることになるでしょう。1社でも疲れるのに、短い期間に複数社こなすとなると相当疲労してしまいます。

私も就活で地方から何度も上京して、疲れ切った覚えがあります。

折角最終面接まで漕ぎ着けたのに、ヘトヘトになって覇気のある面接にならなったという悲劇は避けたいものです。

そのためには体力を付けることが大切です。

でも、体力には個人差があります。若さだけで乗り切れる自信がない場合はどうしたら良いでしょうか。

『声に出して読みたい日本語』などの著者で明治大学教授の齋藤 孝氏が「利休スタイル」をnikkeiBPnetで提案していました。

身体が疲れるとやる気が失せ、パフォーマンスは落ち、気分も沈んでしまいます。そして、一旦疲れてしまえば休息を取らない限り回復させる事はできません。そんな時間的余裕が無い場合は、如何に疲れない様にするかに気をつけるしかありませんね。つまり、疲労しない方法が分かれば、パフォーマンスも長持ちするという考え方が「利休スタイル」です。

一言で言えば、活動しながら休む方法です。

「そんなことは不可能だ!」と思われますが、実は疲れる大きな原因は直接働いていない身体の部分に余計な力が入っていたり、無駄に動いているところにあるそうです。

テニスや水泳などスポーツをやる場合、初心者の頃はすぐに疲れてしまった経験があるでしょう。逆に上手くなればなるほど、疲れないで長時間プレイすることができます。

これは別に体力が付いただけではなく、無駄な力や動きが取れたから可能になったのです。

面接だって同様です。緊張してガチガチになっている時は、肩に異様に力が入っているはずです。また心拍数が上がると全身が疲れます。

スポーツが上手くなるには、理論を学んで練習をするしか方法はありません。面接も同様です。いくら事前に頭で整理しても、相手があるものですから、自分の思い通りに行きません。やっぱり経験がものを言います。

そこで、まだ余裕のある今の時点で、いくつか経験をしておくことをお勧めします。それが第一志望の企業でなくても、興味があるのであれば、応募してみましょう。

失敗したってダメージは少ないですし、本番への糧になります。もしかすると新たな発見があって第一志望に昇格するかも知れませんよ。
但し、経験を積むために応募した企業であっても、真剣に臨まないとレベルアップにはつながりませんから気をつけて。
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2008年01月25日

新卒採用数削減で人件費抑制

中部地域に強いスーパーのユニーが、2009年4月入社の新入社員から新卒採用数を約2割減らすと発表したそうです。例年は150人の新卒を採用するところを120人程度に抑え、不足分は定年退職者の再雇用(低賃金)で補うとか。

原油値上がり等で、物価が徐々に上がってきているのに、一般庶民の財布は固くなる一方という環境の中では、長期間固定費となってしまう人件費を計画的に小さくしていこうという考えだと思われます。

無計画に大量採用し、その後リストラをするより余程誠実だとは思いますが、学生に与える影響を考えると諸刃の剣かも知れませんね。

流通業は特に景気の動向に影響を受けやすいですし、雇用人数も半端じゃなく多いですからね。

今年に入って全世界的に株安になっています。特にアメリカが復活しないと日本の景気も悪い方に引きずられるのは必至です。超売り手市場である就活も危うくなりそうですね。識者は今年後半から持ち直すって言っていますが...
posted by コースケ at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職関連記事/データ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする