2007年09月29日

熱中したものは何ですか?

私が、面接時にほぼ必ず尋ねる質問が「熱中したものは何?」です。

直接志望している業種と関係なくても全然構いません。とにかく学生時代に熱中したものを聞きたいのです。

仕事の経験がない新卒採用の場合、過去の実績を聞くことは不可能です。だから将来の可能性を探るしかありません。そのための一つの材料として「熱中したもの」は意味のある質問になると私は考えています。

仕事は日々勉強の積み重ねが大切です。仕事に興味を持たないと勉強する気も起きないし、スキルも身に付きません。また、好きでない仕事の中にも興味を見出せるかどうかも重要な要素です。だからこそ、自由に好きな事に熱中できる学生時代の話が聞きたいのです。

多方面にいろんな事に対して興味を持つ人もいますし、一つの事に集中してプロ顔負けの人もいます。まあ、ほとんどの人は熱中したものがないのですが...

ちょっと面白いコラムを見つけました。
弁護士の葉玉匡美氏がNBonlineの中で書いていたのですが、司法試験予備校で生徒の実力を知る方法です。

持ち歩いている本の数と疲労度(痛み具合)で、生徒の実力を測定する。その判定基準とは、
(1)新品の本を沢山持ち歩いているのは「初心者」
(2)疲労度の低い本を、少しだけ持ち歩いているのは「初級者」
(3)疲労度の高い本を沢山持ち歩いているのは「中級者」
(4)疲労度の高い本をちょっとだけ持ち歩いているのは「上級者」
というものだ。


この本の数を興味のあるもの(熱中したもの)、本の疲労度をその分野の知識や経験の量と読み換えると、熱中度が分かります。

つまり、いろいろ興味はあるが知識や経験が浅い場合は「初心者」、興味の幅は狭いが玄人裸足の人は「上級者」という感じです。

採用面接で評価の対象になるのは、上記の例でいえば「中級者」と「上級者」ですね。これは職種によって重み付けが異なる部分だと思いますので、どちらが上かは一概には言えません。

「初心者」や「初級者」ではアピールする材料には至りませんが、「熱中したものが何もない=本を持っていない人」よりは、はるかにマシです。もし今の時点で「初心者」や「初級者」であるなら、何とか「中級者」「上級者」を目指す事で、自己アピール度はぐんとアップするのは間違いありませんよ。
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2007年09月28日

技術系修士の早期就活に歯止め?

9/27の読売新聞に『大学院修士1年の採用活動、経団連が自粛呼びかけへ』という記事がありました。

倫理憲章に大学院生についても日程の制約が明記されることになったとのこと。

技術系新卒採用の7割以上が修士だという事実から、早い人は修士1年次の9月から採用活動を開始するために、研究に没頭できないという大学の批判が大きくなったのが直接の理由。

製薬系など専門知識の必要な職種では修士課程修了者へのラブコールは多いのですね。しかも教授推薦を待たず、自ら就活を行う修士生も増加中とのことで、簡単に解決するのは難しい問題ではありそうです。

ただ、修士1年次の9月といえば、入学して半年しか経っていませんから、企業側の評価基準はどこにあるのか、少々疑問ではありますね。
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2007年09月27日

ビジネスにはIQよりEQが大切

IQ(知能指数)ほど知られていませんが、EQ(感情指数あるいは心の知能指数)というものがあります。ご存知の方も多いでしょうが、簡単に説明すると、Emotional Intelligence Quotient の略で、1989年に出た比較的新しい概念です。

喜び、悲しみ、怒り、恐れ、驚きなどの情動を相手から読み取ったり、自分の情動を制御したりする力を測ります。一言で表せば社会的知性の能力値ですね。自分の心の内部、対人関係、状況判断などを総合して判定します。

どんなにIQ値が高く、勉強が出来てたとしても、人の気持ちが分からない様では成功は難しいです。逆にEQ値が高ければIQ値はそこそこでも、ビジネスでは成功する確率は上がるでしょう。

それは仕事で最も重要なコミュニケーション能力やチームワーク力に、このEQ能力が大きなウエイトを占めるからなんです。

家族や親しい友人の関係だけでは、なかなかEQ値は鍛えられません。それは心地よい馴れ合いの関係だと、敢えて相手の事を理解しようとしなくても問題が起きないからです。日頃そういう関係にドップリ浸かっていると自覚できるなら、本番(面接)までに出来るだけEQを鍛えておいた方が良いでしょう。

EQを鍛えるとは「気付く」「イメージする」「理解する」「判断する」というステップが踏めるようにするということなんです。これは何度も繰り返して習慣にしないと身に付かないものです。

日常の中で、友人や家族との関係で、見過ごしていた事が実は沢山あると思います。まずはそこに「気付く」ことから始めてみましょう。

面接でも、初対面の相手(面接官)との空気を読んで発言し、相手(面接官)の心に響かせることが最も大切なのですから。
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2007年09月26日

20代の仕事が人生を決める?

将来仕事の出来る人間になるにはどうすれば良いでしょうか。

私は20代にどんな内容の仕事をしたかが、とても重要だと強く感じています。沢山の指導を受ける事ができて、学びたいことを自然に学べる立場の時に、どれだけ自主的に責任を持った仕事をしてきたかで、職業人として蓄えられる力は大きくなると思うのです。

そのため、非常に多忙に過ごすことになったとしても、辛い仕事ばかりだったとしても、20代に自信を持てる仕事を成し遂げられれば、あるいは逆に数多くの失敗を経験できれば、きっと中年以降も迷わずに突き進めるようになるのではないかと。

極端な例ですが、ノーベル賞をもらっている偉人達も、研究の多くの部分は受賞者が30代の時にやった仕事が基礎になっています。情熱に燃える20代に熱中して仕事をしたからこそ30代に花開くのでしょう。

仕事を自分で設定し、担当するプロジェクトの責任を持ち、小さな失敗を繰り返しながらも、自分を信じて進んでいけるか。そしてそれを許し、サポートしてくれる先輩や上司がいる環境が得られるかが何よりも大切だと思うのです。

定められた仕事をそつなくこなして行くことも大切な事ですが、そこに自分の裁量がない限り、経験した時間ほど成長は出来ないでしょう。つまり単純に経験の長さだけが人を成長させるものではないということです。

限られた時間を有効に自分の成長のために使える環境、そういう場所を就職先として選べれば、得られる給与や勤務先が有名という社会的な評価とは次元の違う人生の充実感が得られると思います。
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2007年09月25日

インターンシップに参加した印象は?

夏休みのインターンシップに参加された方も多いと思います。感想は如何でしたか?

ジョブウェブがインターンシップ参加状況について09卒学生にアンケートを行っていました。ただし、回答数はわずか56名ですし、積極的な学生ばかりだと思われますので、この数字は参考程度に考えた方が良さそうです。

結果は
・インターンシップエントリー数は7社以上が最も多い(4割)
・参加した数は3社以上
・1日だけのインターンシップが増えたことも参加社数が増えた要因


私は1日〜数日の短いインターンシップなら出来るだけ沢山参加するほうが良いと思います。どんなものでも比較対象がないと判断材料にならないからです。

職種が未定の人は、様々な職種を見ることができますし、職種を絞っている人も企業によってカラーがかなり違うことは実感できるはずです。

そのほかに調査結果にあったものでは、「就活で不安に思うことは?」という設問で...
・漠然としていて何から始めてよいか分からない
・インターンシップはエントリー時点で落ちてしまったので本番が怖くなった
・自分の学歴ではエントリーシートで落とされそう
・自分の学部と無関係な職種でも就職できるのか?
・自分が本当にやりたい仕事は見つけられるのか?
・人との出会いが多い中でやっていく不安


不安が全くない人はほとんど存在しないと思います。よく知らない新しいことを始めるのですから不安を感じて当然です。

いくら情報を集めても、いくらインターンシップに参加しても不安を100%無くすことも難しいでしょうが、何も体験せずに考えるより、実際に参加して体感して、それを材料に考えるのでは、意味が全く違います。

今後もインターンシップだけでなく、様々な接触を企画している企業が沢山あると予想されます。チャンスがあれば是非参加して体感してください。
posted by コースケ at 00:02| Comment(1) | TrackBack(0) | インターンシップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする