リクナビNEXTは転職専用サイトですが、企業の姿勢という意味では、新卒の場合にも参考になると思います。
実際に育児と仕事の両立を経験した「ワーキングマザー座談会」で出てきたキーワードは、次の様なものでした。
・生活リズムを掴むまでが大変
・健康管理に一層気をつけるようになった
・育児休業制度、短時間勤務制度など制度面に助けられた
・各種手当てなど経済面の制度で助けられた
・出来るときに人一倍頑張っておけば、出来ないときに助けてもらえる
・両立させているからこそ、精神的にバランスがとりやすい
・実際に利用している人がどれくらいいるかが重要
・経営者がどれだけ女性を戦力と考えているか
では、具体的に仕事と育児を両立させる方法としてどの様なものがあるでしょうか。リクナビNEXTに掲載されている企業は次の様に提案しています。
1.勤務時間
フレックス制(1日3〜4時間の勤務時間を満たせばOK)
裁量労働制(勤務時間は自由裁量)
産前産後の勤務時間短縮や時差出勤(出社時刻や退社時刻の調整)
時間拘束の緩やかな勤務制度を整備することで、対応する企業は多い様です。
ただし、時間拘束は緩やかだが歩合制など、給与面とのバーターはある程度覚悟する必要がありそうです。
2.経済面での支援
産休・育児支援制度で経済面の支援をする企業もあります。例えば、園児1人あたり月額2万円支給や保育園費用を補助など。
3.休暇制度
出産育児休暇が一般的ですが、長期間の休暇が取れる制度を整備している企業は多いです。
また、3ヶ月に数日など通常の有給休暇とは別にとることが出来る制度です。例えば、運動会や父兄参観日などに利用されるのでしょう。
4.在宅勤務制度
出勤そのものを免除して、在宅で仕事をしてもらうという制度です。ネット環境が整っているなどの物理面は当然としても、仕事が在宅で出来る種類のものかどうかが重要なポイントになりますね。
女子学生の方が、面接でこれらの条件を聞き出すのは、かなりリスクを伴いますので、事前に情報を入手して、説明会やOG訪問などで確認すると良いでしょう。
ただし制度は整備されていても、実際には運用されていないケースも多いという事も頭に入れておきましょう。
職場で相互の理解や協力が得られるかどうか、実は制度より何よりこれが一番重要なポイントだと思います。折角制度が整備されていたとしても、とても利用できる雰囲気ではない企業も沢山あります。
当然といえば当然ですが、女性が多い企業(販売、営業スタッフを多数抱えているなど)が、出産育児に対しての制度が整備されている割合が高いです。また経営者が女性の場合も、制度や運用に理解を示す可能性は高いかも知れません。
制度以外の面では、通勤が楽な立地も大きな条件になりますし、制度は充実してなくても、もともと残業時間が少ないというのも、現実的な解の一つになるかも知れません。


