2007年06月30日

就活中の犯罪にご注意を

先日のasahi.comに大手企業の幹部を装った男が、就職活動中の女子学生に「面接の質問を教える」などともちかけ、現金をだまし取る事件が相次いでいるという記事が載っていました。

一般の詐欺事件と同様、隙を見せると付け込んでくるという手口です。大企業に入りたいという希望が強すぎると狙われやすいということでしょうか。(中小企業だと騙されることも無かったでしょう)
騙す方が悪いのは当然ですが、美味しい話が相手から近づいてくることはありませんので、気をつけてください。

そういえば少し前にも就活中の女子大生にわいせつ行為をした事件で三菱東京UFJ銀行の行員が逮捕されてましたね。こちらは就職試験を受けた女子大生にOBとしてアドバイスしたいと嘘をついて、「秘密の面接」と称しカラオケ屋に誘ってわいせつ行為をしたとのこと。

通常の企業であれば、就活中の学生に個別に採用担当者以外の一般社員がアプローチしてくることはありえません。特に大企業であれば尚更です。そんな事までしなくても大勢の優秀な学生は集まるからです。

今後発生しそうなのは、「急遽内定数を減らすことになったので、あなたの内定を確実にするために会う必要がある」と言い寄って来るいう手口でしょうか。

とにかく、怪しいアプローチを受けたら、必ず該当企業の採用担当者に電話で確認を取ってくださいね。
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2007年06月29日

L&M「新入社員モチベーション調査2007」

経営コンサルティングのリンクアンドモチベーションが、今春新卒入社した新入社員4,200人を対象にしたアンケート調査の最終報告を発表していましたので紹介します。

1.会社を選ぶ基準として重要視したものは何?
回答は「会社の事業の優位性や成長性」「会社理念への共感」「事業の社会的意義」の順。具体的な仕事内容より、企業の姿勢に関する項目が高いという結果。

2.入社後に直属の上司や先輩に求めることは何?
回答は「意見を受け入れてくれる」「持ち味や特徴をおさえてくれる」の重要度が高いという結果。
また、「納得感の高い評価をしてくれる」「成果を褒めてくれる」も高いことから、自分を見守って欲しいという意識も強いようです。

3.あなたが入社後に職場に求めることは何?
回答は「発言が活発」「スムーズな連携」が高い項目。
職場と一体になって仕事を進めたいと思っている様です。活気があり仲の良い職場を期待していると推測できますね。

全部まとめると「社会的に価値を認められた会社で、保護者的な上司に見守れながら、活気のある仲良し職場で働きたい」という事になります。まさに理想の環境ですね・・・そんな会社あるのか?
現在の超売り手市場では、企業側が「働くことの意味」を提示しないと、学生からは選択肢にすらならない状況がうかがえます。

今年は企業側も大変だと思っていたら、飲食店展開のダイヤモンドダイニング(平成8年設立、ヘラクレス上場)が、入社したばかりの新人社員のアイデアを採り入れた店舗の営業を開始という記事がありました。

外食業界は新卒採用で苦戦しているようですから、新入社員でも店舗開発にかかわれることで、入社希望者を増やす目論見の様です。

一方、本日の読売新聞夕刊の記事によると、財団法人社会経済生産性本部のこれまた新入社員アンケート結果では、「思っていたよりは満足の行く就職ができた」と回答したのが81.9%もいる反面、「いずれリストラされるのではないか」(38.3%)、「いずれ会社が倒産したり破綻するのではないか」(22.8%)という回答もあり、満足はしているけど不安感もあるという複雑な心境を表しています。

どんな大企業でも絶対安心ということは無い時代ですから気持ちは分かりますが、自分の力だけで対処できない事に神経質になっても仕方ないです。その時置かれた立場で努力すれば必ず次の展開は開けますから。
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2007年06月28日

5年後の自分を想像して企業選択してみる

まだ社会に出ていないのに、将来の事など想像が付かないと言われそうですが・・・
少なくとも5年後の自分の将来像を持てば、目先の出来事に流されずに、能動的な判断が的確に出来る様になります。

5年後どんな立場で、どんな仕事をしていたいかを考えてみるのです。5年後つまり、27〜30歳くらいになった時の事を想像してみましょう。

例えば「部下を数名抱えて、新規プロジェクトの中心的役割を担いたい」と思っているのであれば、昇進が厳しい大企業より伸び盛りの中小企業を選択するという方法もあるでしょう。

「とにかく大きな(数千億円規模の)プロジェクトに関わりたい」と思うなら、大企業でなければ難しいかも知れません。例えば今、国産ジェット旅客機を作りたいと思うのなら三菱重工以外ありませんし。

ただ視点を変えれば実際に細かな部品を製造しているのは実は下請けの中小企業だったりしますので、職種として何を選択したいかによって答えは異なりますね。日本の大企業を支えているのは無名の中小企業の技術であるのはよく知られるところです。

それから、今の流行だけで企業を選択するより、5年後の自分を想像して企業を選択する方が、きっと納得できると思います。今業績が良いといっても5年後も確実かどうかは分かりませんから。

お金を貯めるのもそうですが、何事もプランを立てて毎日の行動に落とし込まなければ無駄や判断ミスが起こってしまいます。そのためには少し先のゴール(踊り場)を設定するのは有意義だと思うのです。

言い換えれば、自分の価値観(生きていく上で大切にしていること)を確認するという作業かも知れません。
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2007年06月27日

職場のつながりの希薄化...平成19年版国民生活白書

内閣府が国民生活白書の平成19年版が内閣府のページに公開していました。その中の第3章「職場のつながり」からいくつか紹介します。

■職場のつながりの変化と現状
・職場の人間関係が良いと感じている人ほど企業の業績が上がっていると考える割合が高い

・職場の人とのつながりを持ちたくても持てていない人がいる。4人に1人が職場の人と仕事以外でも付き合いたいと考えながら、実際にはそのような付き合いができていない。特に、若年層パート・アルバイトでその傾向が強い。

・若年層を中心に勤続年数が短くなるなど、職場と人のつながりは弱まっている。

・一方で、労働時間が二極化し、働き盛りの正社員を中心に、職場における時間的な拘束が強まっている人もいる。


■職場のつながりの変化をもたらした背景
・今後も正社員を「定年まで雇用する」企業は4分の3にとどまるなど、日本的雇用慣行の見直しや、若年層で増えるパート・アルバイトの様に雇用の非正規化など企業側の雇用方針は変化している。

・職場内のIT化の進展などにより、個人単位で仕事をする機会が増えている。

・若年層を中心に会社人間的な考え方は弱まる傾向にある。

・IT化に伴い、「個人の仕事の裁量性」や「文書、図面、プログラムの作成などの非対人的な仕事」のウェイトが高まる

・若い世代で強まる「脱・会社人間」志向

■職場のつながりの変化による影響
・正社員では職場における時間的拘束の強まりや人とのつながりの弱さから、パート・アルバイトでは雇用の不安定さから、身体の疲れや仕事のストレスを感じている。

・約4分の1強の人が社内コミュニケーションを不十分と感じている。

・職場でのコミュニケーションや助け合いの不足は、働く人のメンタル面にも
影響している可能性がある。(コミュニケーションや助け合いが減少している職場で「心の病」が増加する傾向あり)

・4人に1人が若手の育成に手が回らなくなったと感じている。



もともと組織とは1人では出来ないことを共同で行うことで大きな事業を成すために存在するのですが、その組織(職場)でのつながりが希薄になってきているという結果です。
昔の管理職は文字通り部下を管理して組織として業績を上げるのが役割でしたが、現在はプレイングマネージャーとして自ら現場で活躍することを求められます。当然部下への教育や人間関係は薄くなってしまいがちです。

ある企業では若手社員の離職率を下げるために、擬似家族制度を取り入れたそうです。入社5年目の社員が父親(あるいは母親)担当、2年目がお兄さん(お姉さん)担当で、新入社員2名の面倒を1年間見るという仕組みです。直接仕事で絡むことがない家族の場合もあるそうですが、悩んだ時に相談できるなど効果を発揮し、実際離職率がかなり下がったとか。

どんなに強い人間でも、やっぱり組織の中での孤独は辛いものです。ほんの些細な問題でも一人で悩んでいたら重大な問題になってしまいます。

あなたも、希望の会社に入社したら、意識して先輩や上司と人間付き合いをして行くと幸せに近づけると思います。

国民生活白書の詳細は内閣府のページを。
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2007年06月26日

目で面接に勝つ!

先日のエントリーでは「声で面接に勝つ」をお伝えしましたが、今回は「目」です。

「目を三角にする」「目を丸くする」「目を凝らす」「目を光らす」「目を着ける」「目を細くする」「目が点になる」・・・等、数多くの慣用句があるように、目は人の感情が現れやすい身体のパーツです。まさに「目は口ほどにものをいう」ですね。

感情はまぶたや眉毛など眼球の周りの動きよりも、瞳孔の大きさで強く表現されます。

瞳孔は興味のあるものを見ると普段の数倍も大きくなり、興味の無いものを見ると小さくなります。例えば若い男性が水着のグラビアアイドルを見ると、無意識のうちに瞳孔が大きくなるのです。女性の場合なら可愛い赤ちゃんや動物を見た時ですね。

恋人同士が見つめ合う時も、お互いに瞳孔が大きくなっています。もし大きくなっていなかったら既に倦怠期かもしれませんが・・。

また、ジャスミンなら大きくなり、ラベンダーだと小さくなるなど、香りによっても影響を受けるそうです。その香りによって心の状態が変化するからですね。

その心の状態を表す鏡である瞳孔が大きくなると、自然に目が輝いて見えるのです。

プロカメラマンが撮影したポートレート写真が魅力的なのは、モデルに魅力があるのはもちろんですが、キャッチライトを意識的に入れて目を輝かせているからです。グラビアだけでなく、選挙ポスターですらキャッチライトは意識して使われているのです。それくらい目の輝きは人の心を捉えるということですね。

さて、話を面接に戻します。

これまでの私の経験では、面接の場で目が輝いている人は必ず活き活きとしていました。つまり瞳孔が大きくなっている人は魅力的に感じるということなんです。自分の会社に強い興味があるということが伝わってくるのです。喋り方そのものはたどたどしくても、目が輝いていれば喋っている内容以上に説得力が出るのです。

そうです。面接でも目を輝かせれば勝てるのです。

ところが、瞳孔は不随意筋でコントロールされるので、自分の意思では大きさを変えることは出来ません。つまり演技は出来ません。

では、どうすれば良いのでしょうか。

最も効果的なのは「夢中になるものを見つける事」です。そうすれば前向きな気持ちになりますし、好奇心も旺盛になるでしょう。題材は必ずしも就活に直結するものでなくても構いません。

夢中になればなるほど、知らず知らずのうちに知識や技能も獲得することになります。それは自信を生みますし、結果的に目も輝いてくるのです。

面接時よく尋ねられる質問に「学生時代に力を入れたものは何か?」があります。その時に、「夢中になったもの」について話せば、その目の輝きが面接官の心をガッチリ掴むことができるでしょう。
posted by コースケ at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする