経営コンサルティングの
リンクアンドモチベーションが、今春新卒入社した新入社員4,200人を対象にしたアンケート調査の最終報告を発表していましたので紹介します。
1.会社を選ぶ基準として重要視したものは何?
回答は「会社の事業の優位性や成長性」「会社理念への共感」「事業の社会的意義」の順。具体的な仕事内容より、企業の姿勢に関する項目が高いという結果。
2.入社後に直属の上司や先輩に求めることは何?
回答は「意見を受け入れてくれる」「持ち味や特徴をおさえてくれる」の重要度が高いという結果。
また、「納得感の高い評価をしてくれる」「成果を褒めてくれる」も高いことから、自分を見守って欲しいという意識も強いようです。
3.あなたが入社後に職場に求めることは何?
回答は「発言が活発」「スムーズな連携」が高い項目。
職場と一体になって仕事を進めたいと思っている様です。活気があり仲の良い職場を期待していると推測できますね。
全部まとめると「社会的に価値を認められた会社で、保護者的な上司に見守れながら、活気のある仲良し職場で働きたい」という事になります。まさに理想の環境ですね・・・そんな会社あるのか?
現在の超売り手市場では、企業側が「働くことの意味」を提示しないと、学生からは選択肢にすらならない状況がうかがえます。
今年は企業側も大変だと思っていたら、飲食店展開のダイヤモンドダイニング(平成8年設立、ヘラクレス上場)が、入社したばかりの新人社員のアイデアを採り入れた店舗の営業を開始という記事がありました。
外食業界は新卒採用で苦戦しているようですから、新入社員でも店舗開発にかかわれることで、入社希望者を増やす目論見の様です。
一方、本日の読売新聞夕刊の記事によると、財団法人社会経済生産性本部のこれまた新入社員アンケート結果では、「思っていたよりは満足の行く就職ができた」と回答したのが81.9%もいる反面、「いずれリストラされるのではないか」(38.3%)、「いずれ会社が倒産したり破綻するのではないか」(22.8%)という回答もあり、満足はしているけど不安感もあるという複雑な心境を表しています。
どんな大企業でも絶対安心ということは無い時代ですから気持ちは分かりますが、自分の力だけで対処できない事に神経質になっても仕方ないです。その時置かれた立場で努力すれば必ず次の展開は開けますから。